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溢れるMGS愛:PHILOS-ANTHROPOS

MGS語りや小説、考察?落書きと、愛しかない一風変わったMGS日記(不定期)

 
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Category: キャラクター語り 【もくじ】 > └父親(ビッグボス)世代  

パラメディック(2)クラーク博士:ビッグボスを支えた女性達・第4夜


あれ、これ続いたよ?記憶が曖昧なわりに続いたよ!というビックリな!!
彼女のためにゼロについても語ったしね!すごい彼女が好きな人みたい私(笑)


ってわけで、パラメディックのつづきです!今回かなり想像で書いてる部分が多くて、何というか私説・パラメディックという感じ。ゼロもそうっちゃそうでしたが!
こちらもMGS5で出てきてくれたらうれしいような複雑~!っていう感じですね。
今回はMPOからのパラメディック観です。色々明らかになったり設定変わったりしたら、新たに考え直します!


さて、スネークイーター作戦では、ビッグボスといちゃこら通信してくれました(笑)心のナイチンゲール、パラメディック。
彼女は愛国者達の創設以降、なんだかマッドなサイエンティストへの道を邁進していっちゃいましたね!

ここいら辺がオタコンとは違いましたよ。いや、目指したのは同じところだったのかもしれないけれども。
オタコンも、メタルギア技術を人命救助なんかに平和利用したくて、マークIIを作ったりしていたからね。
つまり、研究者としてできることは研究しかないのです。それをどう行うか、どんな行為が必要な研究なのか、それはもうね、それぞれ違う。
過激な事をしなければ結果の見えない探究を始めてしまった研究者ほど、道は険しいと言いますか、不幸、じゃないかな。本人はどうか分からないが。


今日はそんなパラメディックの研究者としての姿にスポットが当たる、人生後半。

彼女の本名は多分、なんとか・クラーク。多分。
愛国者達のメディカルスタッフになった彼女は、熱心な研究の徒となってゆき、後にクラーク博士と呼ばれるようになりました。

創設当初からその後しばらくの間、ゼロとビッグボスの空気が冷えていくまでを間近で見ていたはずの彼女は、きっと切ない思いをしたことでしょう。
彼女ならビッグボスから話を聞いたりできたのではないかと思うし、ちょっとくらいは間に入ったりしていたかも。でも言葉巧みにゼロに言いくるめられてしまっていたかもしれない。
そんなぎこちない期間を、彼女はパラメディック部隊の創設という念願と、とある研究に費やしました。
ゼロに言われた、ビッグボスの代わり、ザ・ボスの後継者たる者を生み出すための研究でした。


実際のところ、FOX内で遺伝子研究なんかで最も早くに着手されていたのは、恐らく「相続者計画」。
当初は遺伝子研究も前任の専門家がいたかもしれないけど、彼女も関わっていたのではないかしら。
パラメディックにしてみたら、この計画から色々学んで、ビッグボスのクローンを造るのに役立てよう、みたいな…みたいな?

まず試みたのは、ザ・ボスの遺志を継ぐ者を造り上げる、という直接的な計画でしたね。
これはESPなんかを使って、ザ・ボスの影響力、カリスマ性を人工的に再現しようとしていた。
ジーンはちょっとオセロットに似ていないこともなかったけど、彼にゆかりの人?
まったく無関係な超能力者?はて。
遺伝子を使っても成長には時間がかかるし、やっぱり他人かな…。
ていうかオセロット、ザ・ボスの息子なのに直接は丸無視ですか、そうですか(笑)


そして同時に行われた、もう一つの研究。最強の戦士を造り上げる、「絶対兵士」。
武力を政治的な後ろ楯にするため、FOX部隊は最強でなくてはならなかった。んだと思う、ゼロ的に。
これにもパラメディック、直接関わっていたのかは分かりませんが、全く無関係ありえないと思うんですがどうですか。
部署違うとかあったのかな。分からないですね。分からないので、勝手な想像大爆発でお送りしてゆきます!ね!(笑)


ヌル、フランク・イエーガー、後のグレイ・フォックス。1966年、モザンビークでビッグボスが助けた少年兵。
もし絶対兵士の研究に関与していたとしましたら、彼女が初めて彼に出会ったのはこの実験の最中です。
そうしましたら、フランク君は、実に彼女の生涯の研究、実験対象であった事になります。

多分、初めて非人道的な実験を目の当たりにした時には、彼女、酷く苦しんだと思います。
見てられない。研究ってなんて残酷なものなの!?これを越えなきゃ、結果は見ることができないの?

あまりに苦しくて、このままじゃ研究を続けられない、生きていけない、辛い。
人間ってやつはね、あまり苦しいと、自分を苦しめるものに成り代わって、その苦しみから逃れようとするんですよ。
自分がそれを受けとる側から抜け出し、与える側になることで、受けなくて済むようになろうとするのね。
異常犯罪者なんかによくある傾向なんですが。
それほどの精神的なストレス、苦しみを味わってしまった人間のとる、逃避行動なんです。
彼女にも少なからず、そういう事が起きたんじゃないかな。
自分は平気だと、思い込んでいった。慣れていった。そうしなかったら辛すぎるから。

医療現場で痛みを感じる患者さんの痛みに共感していたら処置できない。医者は慣れます、患者の痛がる姿に。
それよりもずっと大変なことだけれど、同じように、苦しむ被験者の姿に慣れていった。

そしてそんな彼女の前で、毎回調整槽から出てくるたびに精神をリセットされ、残酷で無垢な生き物であるヌル。
きっと、ひとかたならぬ思い入れができたに違いないと思います。
それはね、もうね、偏った愛情さながらに。
研究者にとって、研究するという以上の愛情表現はないのです。究極です。
ヌルがフォックスとなって帰ってきた時、彼女は歓喜したに違いない。

かわいいかわいい私のフランク、あなたは私の所にいる運命なんだわ。
そしてどこまでも強くなる、なれるはず。

息子であり、恋人のようでもあり、自分の所有物のようでもある。科学者の愛はね、本当に深くて、純粋ですね。幼いようであり、すべ博愛の行きついた姿のようでもある。
そしてたまに、間違っている。


話は戻って、ヌルの時代。
パラメディック部隊も創設して、順風満帆な彼女。
更に遺伝子の研究、特に「恐るべき子供たち計画」に勤しむ彼女の元に、ゼロが反逆の疑いで捕らえられたという連絡が!
おそらく研究は、愛国者達関連の民間名義の研究所で行われていただろうから、彼女がゼロの思惑にそこまで精通していたとは思えない。
大変!ジーンてば、私達を裏切って勝手な事してダメじゃない!ヌルを返してよ!
と思ってたら、ビッグボスから連絡がきたよ。超懐かしい!

何とか彼らを鎮めて、ヌルだけでも返してほしい。でも、でもビッグボスが相手じゃ無理かもしれない。いえ、きっと無理。
自分の子ヌルが、ビッグボスに勝つとは考えなかったと思います。
何しろ彼女の中で、ビッグボスこそが最も強い男だったから。そして事実、ヌルは帰ってこなかった。

研究を諦めるしかなく、愛しい対象を失った彼女。
図らずもジーンやヌルのデータを入手でき、「恐るべき子供たち計画」にも進展があったはず。
喪失感を埋めるように、彼女は研究に没頭しただろう。

ゼロにしてみたらもしかして、被験者への思い入れが強い彼女に対して、それを取り上げ、先に進ませる目的もあったかもしれない。

そしてついに、1972年の、運命の瞬間。

彼女の中で精神の強さの象徴だった、ビッグボスの双子のクローンが誕生しました。
卵子提供者は、彼女の日本好きが高じて採用されたのかもしれない、助手の日本人女性でした。

研究は成果を上げたね。
少なくともこれで、強い兵士になれる上で、遺伝子によって伝わるものは、引き継げるようにできた。
犯罪者の遺伝的傾向だってあるのだし、強い精神力だって、やっぱり遺伝子に乗せて伝えられるに違いないの!

そうしたら、きっと兵士はみんな生きて帰ってこれる。戦場から、諦めずに生き残って。
そして後にはゲノム兵が生まれました。どんな過酷な戦場からも、文句なく帰ってこれる兵士達だ。


双子が無事産まれ、エヴァからも自分からも取り上げられると、それから、彼女が取り組んだ研究は、強化骨格なるものでした。

戦場で腕や足や、肉体の一部を失って苦しむ兵士たちを見てきた。何とかしてあげたくても、できることは限られている。
肉体は脆いものだもの。

医師や衛生兵は、いつだって後から後から治療をするしかできなくて、兵士は治ればまた戦場に投入されていく。
そうならなかった兵士は、重大な肉体的精神的問題を抱えてしまった人達。

失った体を、何とかできたら。
ううん、肉体がもっと強かったら。

元々は、そんな思いに端を発したんじゃないかな、強化骨格。
失ったものを取り戻してほしかった。傷つかないでほしかった。

グレイ・フォックスことフランク・イエーガーが、彼女の元に帰ってきたのは、ビッグボスがザンジバーランド騒乱で丸焼けになって回収されてきた時のこと。
でもビッグボスの肉体は、そのまま保管されてしまったみたいだから、もしかしたら回収を知らされていなかった可能性もあるかもしれない。
じゃなかったら、彼女、ビッグボスにこそ強化骨格なんかを使って、肉体を何とかしたりしちゃいそうです。

ゼロ的にはもうビッグボスはね、起き上がってきたりしなくていい、ただ置いときたい、そういう存在だった。やっと手元に帰ってきたのに、また元気になったりしたら去っていかれちゃう。そんなの困る!
だからパメディック、いやもうクラーク博士ですが、彼女には以前お気に入りだったフランク君をあてがいました。

フォックスことフランク君は、搭乗中のメタルギアを破壊され、地雷原でスネークさんと殴り合いをして、半死半生の虫の息。
何てことなの!私のフランクが!
その痛ましい姿を何とかしたくて彼に研究していた強化骨格を使用、しかしね、人間をサイボーグにするまでには、彼女はきっとまだその研究を完成できていなかったんだろう。
何度も、試行錯誤を繰り返した。死んでほしくない一心で。
未完成の研究は、後から後から問題を発覚させた。でももう今さら後戻りはできない。
未熟な自分と向き合うしかない苦しみと戦いながら、何度も、何度も実験を繰り返した。何とか、何とかフランクを、元に戻したい。
彼女にとってフランクの元の姿は、懐かしいヌルの姿。だからフランク・イエーガーの人格が、どんなものか分からないし、彼女には必要ないものだ。
強い肉体を持ち、強く、純粋無垢であればいい。
それが彼の姿だと信じていた。
何とかして、元に戻って、生きて。
そう願っていた。

こうして実験が繰り返される様を、リアルタイムに見ていたか、後から資料で知ったのか、身内であったナオミには、その様子が、まるで兄が玩具のように弄ばれていたように映った。
クラーク博士は後任になったナオミが男性と勘違いするほど、人前に姿を見せなかったから、どんな思いで実験を繰り返していたかなんて、誰にも知る由がない。

けれどもあんなに人懐っこかった彼女が、人との関わりを絶ってしまうほどの事だったのだから、彼女は自分の研究に、とても、苦しんで没頭するしかなかったのだと思う。

一人の男のために、とても苦しんでいた。
でも、誰もそれを知らなかった。


やがて2003年、計算でいったら67歳になったクラーク博士。
彼女の前に、サイボーグ忍者、フランク・イエーガーが立っていた。剣を抜き、積年の恨みを晴らすべく。

彼女はきっと謝っただろう。彼を、まともなサイボーグにしてあげられなかった事を、きっと心の底から謝った。
でもフランクにとっては、そんなのどうでもいい事だ。
最後まで、分かりあえなかった二人の間には、研究者と被験者という、歪んだ間柄しか残っていない。


本当はどんな想いを胸に、研究を重ねていたのか。
彼女のやさしさの残り香を、誰も振り返らない。


でも今、全てが終わってしまった今、思い返せば甦るのは、通信で励まし、労ってくれたやさしい声。

まぎれもなく、彼女はやさしかった。










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テーマ : MGS・MGシリーズ全般    ジャンル : ゲーム
Comment
承認待ちコメント 
このコメントは管理者の承認待ちです
またお邪魔させてくださいねw 
こんにちわ(*´∇\\)ノ 、またお邪魔させてくださいねw←暇なのか?仕事しろ!(笑)
「相続者計画」「恐るべき子供たち計画」と「絶対兵士計画」本当に多くの謎に関わっていますね。

オセロット、ザ・ボスの息子なのに>シリーズ通して考えたら何て不憫な子・・・。・゚・(ノω`)・゚・。 英雄(不名誉な最後を捏造されてしまったとはいえ)の息子なのに常にスネークの血統を影で支える立場を自らの人生を犠牲にして引き受けてたんですよね。・・すみませんパラ子さんの話でしたねw

サンヒエロニモで出会ったヌルもすでにパラ子さんの作品だったとしたらボスが2度助けた彼を2度治療(?)したことになるのですね~彼女がボスをどう思っていたかと同時に ボスは彼女の行為をどう思っていたのかも気になりますね。

沢山の愛しい作品を世に送り出し その作品に最期をまかせた謎多き人生 小島監督の手でいつか発表してほしいですね!

輝思樣の 女性的な視点で書かれる考察 従来のMGS考察には無かった視点なので読むのが楽しいです(((o(*゚▽゚*)o)))

雷電クラスタとしては クラーク博士の助手のマッドナー博士についても謎が多いので いつか知りたいなぁと思いましたw
影正さまへ♪【輝思回生】 
いつもコメントありがとうございます~!おかげさまで残す所ザ・ボスのみになりましたね^^

優しさってね、残酷ですよね。時々ね。うん。
そうなんですよ!なんか、彼女は普通にしていただけなのに、それが怖いことだったという…。そういうの怖いですね。なんかホラーだなぁ。そしてやっぱり業は全部自分に返ってくるのだという。

しかし影正さんのコメント文章は、いつ見てもかっこいいですねぇ!うらやましいですよ!
SIとのギャップがまた…(笑)
確かにシギントは利益とか権力とかに走ってましたね、そういえば!あいつめ!
パラメディックは色々語られていない分、3の彼女の印象がホントに強くて、どうしたって切ない事になっていた気がします。…ますよね?(笑)
なんていうか、不憫で。


 
 
優しさ。でもそれは時に狂気と裏返しのもの。
彼女は結局自分の功罪に気づくことなく、その領域に足を踏み込んでしまった。
そうして知らず知らずのうちに罪を重ね、罰は罪の結晶として彼女の前に現れた。

シギントがどちらかというと利益とか権力とか、そういう傾向に傾いた印象がある分、そう考えるとかなり切ないですね。

 

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◆プロフィール

輝思回生

Author:輝思回生
MG、特にMGSシリーズをこよなく愛しています。
こそこそしたり、遠くから眠らせたり、後ろから忍び寄って脅してみたり、なんて私にぴったりなゲームなんだ!

とにかくオタコンびいきです。
オタコンならば何でもいいという!(笑)
そしてスネークおじいちゃんのお髭愛も!

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